認知症について

高齢社会が進み、人が長生きすれば疾病にかかる率も大きくなります。
認知症は、高齢による物忘れとは異なりますが、やはり高齢も一つの要因になっていることは事実だと思います。
認知症は、脳の神経細胞の変性や脱落により発症しますが、老化による物忘れは脳の生理的な老化だと言えます。しかし、高齢社会の到来は、認知症の発症リスクを増加させます。がんの発症リスクも高齢により増加することと同じだと思います。従って、高齢社会は、認知症患者や癌患者を増加させる傾向は否めません。
若い時から、予防に心がけることが一番大切なのではないでしょうか。

認知症には、次の4大認知症があります。
1 アルツハイマー型認知症
2 前頭側頭型(ぜんとうそくとうがた)認知症(前頭側頭葉変性症の一つ)
3 レビー小体型認知症
4 脳血管性認知症

上記の認知症により、治療法歩も異なり治る治らない予後も異なります。
しかし、予防(未病管理)が一番大切なことと思います。

 

参考)

厚生労働省(認知症の人の日常生活・社会生活における意思決定支援ガイドライン)link

日本早期認知学会link

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